資源ゴミの削減と
リサイクル

資源ゴミの削減と
リサイクル

埋め立てゴミをゼロにするパッケージ

スペシャライズドのパッケージチームは、ユーザーの皆さまに製品を完璧な状態でお届けし、かつ最小限の資源を使用してもっとも効果的にリサイクルできる梱包方法を常に考えています。過去には、ヘルメットの箱の段ボール使用率を15%削減したこともあります。一方、急成長の分野であるE-バイクに関しては、パッケージ自体の耐久性を高めつつ、各コンテナに積み込める台数をさらに15台増やせるサイズで作り、輸送による環境負荷を軽減しています。

e-Bikeのリサイクル

将来的に、短距離の移動はe-バikeが自動車に取って代わるかもしれません。長期的に見れば、二酸化炭素排出量を削減できるためすばらしいのですが、e-Bike特有のバッテリーやドライブユニットといったコンポーネントも、リサイクルが必要になるでしょう。電気自動車が近年、世界各地のリサイクルのインフラを圧倒する勢いで発展していることを受け、スペシャライズドは次のようにしてこの問題に取り組んでいます。

- スイスを拠点とするTurbo開発チームは、パフォーマンスと耐久性を最大限に高めるバッテリーと充電システムを開発しました。現在もスペシャライズドのMission Control アプリを通して、ライダーがe-Bikeをどのように乗っているのかを分析し続けており、集めたデータをバッテリー寿命などのパフォーマンス改善に利用しています。

- スペシャライズドの最終的なゴールは、リユース(再使用)です。そこで、リチウムイオンバッテリーのリサイクルではトップ企業のRedwood Materialsと提携を開始。製造工程で再使用できる材料を回収して、製品が寿命を迎えたときにより効果的に再使用やリサイクルを行えるよう、デザイン過程の評価に役立たせています。まずはアメリカで2021年末までに、スペシャライズドのe-Bikeが用いるバッテリーの安全で確実なリサイクル過程の確立に向け、努力しています。その後、バッテリーの効果的なリサイクル方法で学んだ知識や経験を、全米のバイクやマイクロモビリティ業界と共有し、2022年からは他の市場でも活かしていく予定です。

- 協力的な解決の場を発展させたいという願いから、バイク業界の他ブランドと協力して、リサイクルプログラムが現在は存在しない地域でその確立に向け、取り組んでいます。アメリカでは、持続可能な環境作りに取り組むPeople for Bikesとともに、消費者と販売店の両方にとって安全で受け入れやすいリサイクル方法を展開しています。

- バッテリーのリサイクル方法に関しては、地域によるバラつきがあります。スペシャライズドは、カナダやヨーロッパ諸国などの地域の規則に従い、リチウムイオンバッテリーをリサイクルしています。

リサイクル生地

スペシャライズドのアパレルチームは、リサイクルポリエステルやナイロンを材料にした生地でアパレルをデザインすることで、会社が環境に及ぼす負荷を最小限に抑える努力を積み重ねています。海を漂うか埋立地行きとなっていたこれらの材料に、製品としての第二の命を吹き込んでいるのです。その上、原材料と比べ、生産時に伴うエネルギーの消費量を減らせます。3シーズン前からアパレル製品にリサイクル素材を使い出し、今後もリサイクル繊維の使用を拡大していく予定です。

リサイクル繊維の使用だけが、私たちが生産するアパレルの環境負荷を減らせる方法ではありません。責任を持って生産されたダウンや、コットンやレーヨンの一種であるモダールなどのより自然な繊維の使用もその一つです。他にも、さまざまな繊維や装飾が衣服の寿命に与える影響を研究し、理解するなどの方法で、製品寿命を延ばす努力をしています。

カーボンファイバーの再使用

航空宇宙、自動車、そしてスポーツ用品産業は、強度と軽さを兼ね備えたカーボンファイバーを数多くの場面で使用します。使用期限が過ぎて廃棄されるカーボン製品が増えるに従い、それらの埋立地行きを防ぐ方法を開発する必要性が高まっています。少なくともアメリカでは、スペシャライズドのカーボンフレームを廃棄することになっても、埋立地へ行くことはありません。

現在、世界各地で廃棄製品の引取りプログラムを展開できるよう、それらからカーボンファイバーを取り出して再使用した製品の開発に取り組んでいます。この再加工済みのカーボンファイバーは、フレームに再使用できない長さに切断されますが、ファイバーグラスと同様、プラスチックと混合させて製品を強化するのに適しています。