「サイクリングでつながろう」をテーマにしたイベント、「SPECIALIZED DAY 2024 in Chiba supported by You Port」を2024年11月23日(土)に開催しました。
ロードライド、小学生XCレース、グラベル耐久レース、MTB耐久レースで合計約420名のライダーが参加し、カテゴリーやブランドの垣根を越えて、特別な1日を過ごしました。
ご参加いただいた皆さま、改めて感謝を申し上げます。
ライドやレースだけではなく、振る舞いフードやライディング以外のコンテンツも充実していたSPECIALIZED DAY 2024。 サイクリングを共通言語に走り、楽しみ、つながるイベントの様子をぜひご覧ください。
東京から海を超えると驚くほど信号が減り、長閑な田園風景が広がる木更津。
距離83km、獲得標高1,375mの走りごたえのあるコースでロードライドは開催されました。
今イベントの特長である「Team Specialized」は、事前に申告した好みの走行スピードで振り分けた8名程度のグループで、竹谷賢二やMiho CといったSpecialized Rider(スペシャライズド契約ライダー)たちと一緒にライド。
一方、各自マイペースで、もしくはいつもの仲間と走りたいライダーはフリーライドクラスで思い思いのライドを楽しんでいただきました。
エイドステーションではフルーツやあんぱんの他、なんとにぎり寿司の提供も。3箇所のエイドステーションとサポートカーにより、安心して起伏のあるコースに挑戦していただきました。
辻浦圭一、高岡亮寛先導のパレード走行からスタートしたグラベル耐久レース。
耐久スタイルのドロップハンドル使用オフロードレースは珍しいフォーマットです。
先頭では本格シクロクロスレースさながらの争いが繰り広げられる一方、和やかに走るライダーたちも多く見られました。
平坦が多く、初心者でも挑戦しやすいコース。
さらにチームで走れば1周ごとに休憩を取れるため、気軽に挑戦でき、初レースに挑戦される方もいらっしゃいました。
SPECIALIZED DAY 2024のライドイベントで最多のエントリーをいただいたのがこのMTB2時間耐久レース。
You Port木更津でのMTBレースは今年で3度目の開催となり、道幅が広く適度な難易度のコースにリピーターも多くいらっしゃいました。
心地よい太陽の暖かさを感じられるようになった午後にレースはスタート。スクールやグラビティレースで活躍するSpecialized Riderのほか、MTB大好きなスペシャライズド・ジャパン社員たちも一緒にコースを走らせていただきました。
Specialized Riderに先導され、朝一番のオフロードレースを熱く盛り上げたのは勇敢な小学生たち。
小学1〜2年生、3〜4年生、5〜6年生のクラスに分かれて男女混合のMTBクロスカントリーレースを開催しました。
ツワモノ選手の周回遅れになっても大丈夫。学年により決められた時間をすぎるまで、誰でもレースを続行できます。
道幅の広い安全なコースで、みんな自分の力を精一杯出し切りました。一生懸命最後まで走ることが何よりも大切です。
スタートのドキドキと、ゴールの笑顔。そんな輝く表情を見ていると、MTBが豊かにする人生を伝承できたかな、と嬉しくなるのでした。
協賛の株式会社 裕源様ご提供による、圧倒的なインパクトを残した大盤振る舞いのフリーフード。
サイクリストであれば、自然と身体へのケアが気になるものですが、そんなライダーのために、無添加や減農薬のほか飼育方法までこだわった、全国の選びぬかれたフードがどれも無料で配布されました。
ライド後の身体に、優しいフードが染み渡りました。
第1回大会でこれほどの大盤振る舞いをしてしまって良いのか、主催者ながら今後が不安にもなりますが、みんなが笑顔でお腹いっぱいになったので、きっと良かったのでしょう!
木製パンプトラック、アメリカ生まれのパーティーゲームコーンホール、大人も夢中になったバイクの塗り絵などが設置されたSpecialized Park(スペシャライズドパーク)。
ライドイベント後も参加者が交流するきっかけになればと設置しました。
子どもたちを中心に常に盛況だったパークですが、大人の方たちにも大いに楽しんでいただきました。
「こんな場所があるなら家族を連れてきて、自分の走りを見てもらいたい」という嬉しいコメントもいただきました。
Specialized Riderはライドイベントで一緒に走るだけでなく、各種ワークショップやトークショーでも皆様をおもてなししました。
MTBサスペンションセッティング相談は、ライダーのバイクで実際にサグだしをしたほか、トップライダーによるセッティングのノウハウトークには皆さん熱心に聞き入っていました。
グラベルコーナリング講座は実際のバイクを使った実践講座を、ロードペダリング講座はステージでの講義となりました。
また、ゲストのけんたさんとJ.P.デ・オリベイラも交えたトークショーを開催。
1日中盛りだくさんのコンテンツとなりました。
16時から試乗コースエリア内特設コースで開催されたナイトレース。
実はコースが「S」字という遊び心も折り込みつつ、「速さだけを競わないタイムアタック」を行いました。
まずはコーンホールを4投。穴にビーンバックが入れば4投投げきる前にスタートできるというルールです。
Specialized Riderの金子匠は3投目にホールインしてスタートし、26秒を叩き出しました。これをベンチマークに大人から子どもまで続々と挑戦者で賑わいました。
どんなホイールサイズでも、試乗車でも参加できる、楽しむ気持ちがいちばん大切な遊び、それがSPECIALIZED DAYのナイトレースです。