スペシャライズドは、独断的なルールには縛られません。新型S-Works Shivは、UCIの規則に囚われず、速さにおける新基準を達成しました。エアロ性能、水分や補給食用ストレージ、ポジションの最適化のしやすさはそのままに、重量を大幅に削減。また、ディスクブレーキも搭載。そして遠征時のパッキングだって簡単です。さらに高いエアロ性能により、横風の影響など受けないのも同然です。S-Works Shiv Discなら表彰台を狙うことができます。
新しいShivは、ウィントンネルで開発された優れたエアロ性能、最適化された横風での性能、すべてを実現したバイクです。Shivのエアロ性能は、これまで開発したどのバイクよりも優れているだけでなく、他社製品をテストした中でも群を抜いています。あるヨー角では、空気抵抗値がほぼゼロとなり、横風などあたかも吹いていないかのごとく、前へ突き進みます。もちろん、重量、剛性、走りのクオリティーにもしっかり焦点を当て、最高の乗り心地とハンドリング性能を備えたトライアスロン専用バイクです。
このS-Works Shiv DiscはこれまでのShivと同じく、Fuelselage ハイドレーションシステムとFuelcell 補給食ストレージの両方を採用しています。ただ、そのデザインは一新され、Fuelselage IIになり、フレーム内側からバイク後方へと移動してあります。これでハイドレーションホースを含むストレージ全体はフレームに隠れ、容量が増えただけでなく、エアロ性能も向上しました。Fuelcell IIは、速さを追求した「New Shape of Speed 」形状のダウンチューブにより、容量がアップし、弁当箱ほどの大きさのものを入れられます。また、ジェルなら10から12本、エナジーバーやエナジーならグミ5本が入り、ストレージ自体を取り外せば、シマノ Di2 A ジャンクションボックスまたはパンク修理キットに簡単にアクセスできます。
また、S-Works Shiv Discは各部を幅広く調整でき、最適なポジションを生み出せます。実際のアスリートから集めた1000以上のRetül フィットデータに基づき、4種類のフレームサイズが用意され、どのサイズを選んでも完璧なフィット感をもたらします。エアロバー、エクステンション、アームパッドの調整域も広げるため、Control Tower IIでは、そのほぼすべてを調整できるようにしました。ベースバーのスタックハイトを調整する場合は、左右のボルトを緩めて上下に傾けるだけ。エアロバー自体も調整域が広く、前後方向とパッド幅を調整できます。また、ベースバーをフォーク側に畳み、Controll Tower II のボルトを緩めれば、Shivをバイクボックスに簡単に収納できるので、遠征時のパッキングがもっと簡単になります。
すぐにレースに挑めるよう、S-Works Shiv Discは最高のコンポーネントを搭載しています。シフティングとブレーキングは、シマノ・デュラエース Di2と油圧式ディスクブレーキが担います。S-Works Power Crankなら、必要なワットデータをすべて集められます。これは最軽量のパワーメーターであるだけでなく、+/- 1.5%と言う秀逸な精度も誇ります。ホイールには、驚異的な空力性能を発揮するだけでなく、同クラスのどのホイールよりもはるかに軽いRoval CLX 64 Discを搭載しました。