2025年10月31日
by Specialized
エアコンの効いたオフィスでパソコンの画面と向き合っているだけで一日が終わる。そんな日々が続けば、知らず知らずのうちに心身は硬直し、感受性は鈍っていくものです。そう、まるでPCの動作が重くなるように どうしたらいいかって?
答えはひとつ。サイクリングですよ。それも、一週間の中で、もっとも心が自由になる金曜日の夜。オフィスを出て、Specialized (スペシャライズド)のE-バイク「Vado SL 2(ヴァド・エスエル 2)」にまたがって走りだせば、あなたの五感は研ぎ澄まされ、本来の自分を取り戻すことができるはずです。
まだ残暑の蒸し暑さが残る夕方の代々木公園。この日、ここへ集まったのは業界の第一線で激務をこなす3人のクリエイターたち。
頑張って定時でお仕事を切り上げてもらい、Vado SL 2のサドルの上から、いつもと少し違った東京の街を「体感」してもらう、というのが今回のライドのコンセプト。
お互い顔なじみの3人は、早速それぞれのバイクにまたがって出発。 今日のコースは、表参道から青山通りへ。さらに外苑東通りで六本木、東京タワー、芝公園まで。進路を北東に変えて浜松町、築地市場、茅場町を経由し、水天宮でゴール。
ゆったりとしたペースでライドを楽しみ、最後にはサウナで締めくくるというもの。
渋谷・表参道エリアは夕方になっても日中と変わらぬ喧騒と、行き交うクルマの数々。空だけが少しずつ茜色に染まり、1日の終わりが迫っていることを伝えています。
安全のためにペースを抑え気味に。Vado SL 2は普通の自転車ならストレスになるストップ&ゴーがまったく苦にならないので、雑多な交通環境でも余裕をもってライドができるのです。
やがて日没を迎え、あたりが闇に包まれると、街の表情は一変します。ビルの窓から漏れる光、車のテールランプ、街灯のオレンジ色。一つひとつは点に過ぎなかった光が、スピードを上げてペダルを漕ぐことで、風を切りながら流れる光の帯となり、体全体を包み込みます。
まるで街を自由に泳ぐような、風景と一体になる感覚です。
「正直なことを言うと、人や交通量の多い表参道などは走りにくかったんですが、築地あたりまでくると道幅が広くなって交通量が減り、スムーズに走れて楽しいですね」と語るのは、ファッションブランド「Unlikely」代表の中田 慎介さん。
サイクリングは、風景をダイレクトに感じられるのが魅力のひとつ。自然豊かな場所を走れば自然の息吹を、都市を走れば、にぎやかな都市が生み出す多様な情報が五感を刺激します。
セレクトショップ「BEAMS」のコミュニケーションディレクターの土井地 博さんはこう語ります。
「都内って意外とアップダウンがありますよね。普通の自転車で登り坂を走ると、漕ぐのに必死で周りに目を向ける余裕がないのですが、Vado SL 2だと、すごく街の様子が感じられる。
今日のルートはこれまで何度も車で通っている道でしたが、これまで気が付かなかったお店や路地を発見する楽しみがありました。ほら、六本木から飯倉の交差点に向かうときに東京タワーが見えるじゃないですか。僕はもともとシンボリックなものが好きなこともあって、六本木のガヤガヤした雑踏を抜けて、麻布台ヒルズを左手に見ながら走る瞬間は気持ちが高揚しますね」
「狭い」という東京のイメージが、E-バイクに乗ることで一変したという土井地さん。自動車や公共交通機関では見過ごしていた街の細部や変化が鮮明に目に入り、むしろ東京が広く感じられるようになったそうです。
日が完全に暮れると、頬を撫でる風は少し涼しく。視界からの情報量が少し減り、同じペースで走っていても、少し速度が速く感じられるように。ウェブメディア『HOUYHNHNM』エディターの山本 博史さんは、この感覚をこう表現します。
「僕は普段はランが中心で、自転車に乗ること自体があまりないので新鮮な体験でした。Vado SL 2で街を走って感じたのは、車や人など、周囲の様々なものに注意しながら進む必要があるんだなということ。すごく神経が研ぎ澄まされる気がするというか。
僕はトレイルランニングもするんですけど、スピードが出る下り坂を駆ける感覚と少し似ている気がしましたね。目の前に現れる障害をどうやってクリアするかを瞬間的に判断して、リズムよく駆け抜けていく気持ち良さがありました」
今回、3人が試乗したのは、新型の「Vado SL 2」。
土井地さんと中田さんは、第一世代の「Vado SL」を普段から愛用しており、その違いについて次のように語ります。
「SL2は漕ぎだしたときのフィーリングがすごく気持ち良くなったなと感じましたね。パワーの出方もそうですが、モーターアシストが作動しているときのノイズが明らかに低減されていて、より自然な加速感になった気がしました」と中田さん。
土井地さんは、さらに進化したポイントをこう続けます。
「僕は3つの点で進化を実感しました。1つ目は、ディスプレイが大型化され、よりライダーに近いハンドルバーの中心に移動されたので見やすくなったこと。
2つ目は、リアラックと一体化したブレーキ連動型のテールライト。今日は仲間と一列になって走りましたが、前走者のテールランプが見やすくなって、安心して走れましたよね。最後は、左手に設置されたアシストレベルの切り替えスイッチ。ひとつのボタンを上下移動させるだけで操作可能になり、操作性がアップしています。
小さなことですが、これもすごく効果を感じます。もともと大きな不満はなかったですが、さらに全体的に洗練された印象です」
一方、普段はランニングを趣味にしている山本さんは、Vado SL 2の面白さを別の側面から感じたそう。
「体力や脚力をほとんど使わなくても進むのに、体を動かしている感はちゃんとあるのが新鮮ですね。ギアを変えて負荷をコントロールできるのもいいですね。
『いまの自転車はこんな風に楽しめる乗り物なのか』と驚きました。今日はのんびり走ったので、次はもう少し身体に負荷をかけて乗り込みたいです。
築地から茅場町、そして水天宮へ。
約20kmのライドを終えた3人を待っていたのは、ととのい研究所こと「ととけん」。じつはここ山本さんが副部長を務める「フイナム ランニング クラブ♡」が運営する施設なのです。到着するなり、早速皆さんはサウナへ。
サウナで「ととのい」、キンキンに冷えた瓶コーラを飲みながら、中田さんと土井地さんは、仕事→ライド→サウナのコンボの魅力を前のめりで語ってくれた。
「めちゃくちゃいいです。もともと汗をかいた後じゃないですか。シャワーを浴びるだけじゃなく、サウナに入ることで、ライドをやり遂げた感が倍増する。ライドの楽しさに、気分をアゲる体験がもうひとつプラスされる感じです」
「サウナは自分と向き合う時間ですよね。ここまでも自転車のギアを変えながら、自分のリズムをチューニングしながら走ってきた訳ですけど、最後にまたサウナでチューニングするというね。ライド&サウナのパッケージは金曜夜に相応しい行為ですよね」(土井地さん)
今回のライドを楽しんだ3人はいずれもファッションに深い造詣をもつ方々。それぞれにVado SL 2とファッションの関係についても聞いてみた。
「お洒落って何か『きっかけ』があることで、モチベーションが高まるものじゃないですか。そういう意味では最新のE-バイクに乗って街へ出かけることは、ひとつのきっかけになりえますよね。洋服を選ぶところからもうライドする楽しみが始まっていると思います」と土井地さん。
「Vado SL 2のデザインは基本的にハイテクなんですけど、少しビーチクルーザーっぽいというか、クラシック的な要素も僕は少し感じたんです。だから意外とオープンカラーのシャツに丈の短いパンツみたいな着こなしも似合うんじゃないかなと今日のスタイリングにしました。
こういう特別な自転車で移動していると、何となく周囲からも注目されているような気持ちになるので、必然的にファッションにも気を使うようになりますよね。いい刺激になって楽しいです」と中田さん。
「僕はいつもランニングできる服装で過ごしているんです。今日、背負ってきたザックも最近ランニング用に購入したもので、ちょっと使ってみようと思って。機能的なものはフィールドが変わっても快適に着れますよね。
最近は、ランニングウェアがタウンユースのファッションとして人気になっている流れもあるので、ライドで着用しても違和感ないと思います」(山本さん)
仕事から解放されても、つい頭の片隅に翌週のタスクがちらついてしまう金曜日の夜。しかし、Vado SL2でのライドは、そんな思考のループを断ち切り、五感を呼び覚ましてくれます。
それは、一週間のうちに溜まった心のモヤモヤを洗い流し、まるでPCのキャッシュをクリアするように、あなたの脳をリフレッシュしてくれるでしょう。
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