2年の研究開発を経て、Specialized Touring Tire が完成。スペシャライズド初の製品であるだけでなく、初の高性能クリンチャータイヤでした。
スペシャライズド初の製品Touring Tireがもたらした遺産は強大なもの。スペシャライズドのタイヤは、世界選手権やオリンピックなど数々の大会で優勝を獲得してきました。
マイクはビルダーのティム・ニーナンとともに、スペシャライズド初のバイク、SequoiaとAllezを作ります。日本製スチールパイプを使った、革新的で高性能のバイクでした。
80年代における最高峰のレースバイクとして、あるいは若者をサイクリングへと誘う1台として、Allezはアルミバイクの可能性を押し広げ続けました。
Stumpjumperが登場するまで、マウンテンバイクは人々の目に触れることのないスポーツでした。オフロードライドが世界中で人気になると踏んだマイク。彼は正しかったようです。
各地のトレイル閉鎖を食い止めるべく、スペシャライズドが最初の小切手を切り、IMBAが発足。以来、ライダーが走れるトレイル環境を守り続けています。
UCI XC世界選手権の初回大会で伝説的なバトルを繰り広げたネッド・オーバーエンドとトーマス・フリシュクネヒト。カーボンチューブとチタンラグのEpic Ultimateに乗ったネッドが勝利しました。
ネッドが世界選手権で初優勝して以来、Specailzied EpicはXCレースの頂点に君臨してきました。絶え間ない革新の積み重ねが、最速の進化を遂げた新型エピック8を生み出したのです。
初めてのヘルメットAirforceから今日のEvadeやGambitに至るまで、スペシャライズドのヘルメットほど通風性、軽さ、空力性能に優れるものは他にありません。
モトクロスのワークス仕様のバイクから着想を得て、究極のパフォーマンス上のメリットをトップアスリートにもたらす為にS-Worksが誕生しました。
どのブランドよりも多くの勝利をトップアスリートにもたらしてきたS-Worksバイク。今ではどなたでもプロと同じ製品を手に入れられます。これがMade in Racingの考え方です。
FSRの誕生以来、メディアもライダーも瞬く間にスペシャライズドをフルサスペンションの羅針盤として称えました。スペシャライズド・サイエンスクラブは、今日もサスペンションの革新をリードしています。
サイクリングがED(勃起不全)の原因となり得るとわかり、Body Geometryサドルを開発。血流阻害や神経圧迫の防止が実証されているサドルです。
1997年以来、Body Geometryメソッドで、バイクと体の接点であるシューズ、サドル、ハンドルバーにライダーが抱える問題を解決してきました。
2000年、スペシャライズドは自社ロードバイクの性能に満足がいかなかったため、最高峰であるヨーロッパでプロのペロトンに参戦しました。「革新か、さもなくば死を」の実行例です。
2003年に象徴的なロードバイク、S-Works Tarmac E5がデビュー。最新のTarmac SL8は疑いもなく、世界最速のレースバイクです。
「スムーズさ=速さ」を追求する中で、斬新なイノベーションのFuture Shockに行き着きました。伝説的なパリ〜ルーベで7度もの優勝を誇るテクノロジーです。
NICAはクリストファー・ブレビンズ、ヘイリー・バッテン、ケート・コートニーら数多くの情熱的なライダーを輩出。彼らはUCIワールドカップや世界選手権で何度も優勝しています。
スペシャライズドは2000年、世界最高のロードバイクを作り、ツール・ド・フランス優勝を目標に設定。2010年にTarmacでその目的を達成しました。
空気抵抗の軽減に奮闘すること約50年。2011年に登場したVengeで、ロードサイクリングの方向性を根底から変えました。
2013年、風洞施設のWin Tunnelを自社に建設し、契約アスリート、バイクとエキップメントの速さや効率性を高めています。速さを研究するための実験室です。
スペシャライズドは自社e-BikeをTurboと命名。当時、世界で最もパワフルで、自然な作動感を味わえるハイパフォーマンスバイクでした。
メディアからもライダーからもクラス最高だと太鼓判を押されたTurbo e-Bike。トレイル、ロード、日常の移動、グラベル用に各モデルが用意され、すべてのライドエクスペリエンスを深めます。
ADHDだと自己診断するマイク・シンヤードは、サイクリングに癒やしを見出します。2014年にOutrideを発足させ、サイクリングの社会的、感情的、そして認知的な利点をあらゆる人にもたらしています。
Outrideの先駆的な研究は、メンタルヘルス危機が高まる中、サイクリングが青少年に神経学的に有益であることを証明しています。Outrideはさらにその範囲を広げ、サイクリングが高齢者の認知症やアルツハイマーのリスクを軽減することを研究し、世界中に伝えています。年齢に関係なく、より多くの人々の生活を向上させるきっかけを作るためにペダルを回し、前進します。
50年以上にわたり、各界のコアなライダーたちと協力して、すばらしい財産を築いてきました。新たな世代は今、さらにその次の世代に影響を与え始めているようです。
メンタルヘルス、身体的健康、サステナビリティなど、バイクが解決できない問題はありません。だからこそ、スペシャライズドはイノベーションを通じてバイクに乗る情熱を伝えるだけでなく、2024年10月に開始する「Reduce, Reuse, ReSpecialized」キャンペーンにより、2025年末までに全世界で100万台のバイクを再び走れるようにすることを目指します。
どんなバイクでも構いません。ライドを楽しみましょう。