2019 Men's Tarmac Comp

ロードレースを始めてみたい方や、週末に1台のバイクでさまざまな走りを楽しみたい方には、Tarmac Compが最適です。

最先端の航空宇宙用複合素材最適化ソフトウェアを使って、新しいFACT 10r のカーボンレイアップを大幅に進化させました。これは、スペシャライズド史上最高のレイアップ方法であり、形状、積層、素材を最適化させたことで、フレーム重量の20%をも削減できたのです。この軽量化がヒルクライムの勝利の方程式につながります。

ライダーファースト・エンジニア―ド™ テクノロジーも大幅に改良し、新型Tarmacが剛性と振動吸収性能が絶妙なバランスで発揮するようにしつつ、大幅な軽量化も実現しました。この徹底的な見直しでは、Retül の膨大な数のデータとプロライダーのフィードバックに基づき、ジオメトリーにも手を加えました。新しいパフォーマンスロードジオメトリーは、反応性に優れたフロントエンドと短いホイールベースを完璧な組み合わせで実現し、よりすばやい反応性や最高のパワー伝達を発揮します。

最高の走りを提供するために、剛性を確保しつつ乗り心地の良さを向上させました。シートクランプの固定範囲外であるシートポスト上側120mmにしなりを持たせ、シートステー取り付け位置を下方に移設し、シートチューブ形状を変えました。また、フレームのクリアランスを30mmまで広げたので、Turbo Cotton 28c タイヤをRoval SLX 24 リムに装着しても、十分な余裕があります。この組み合わせは、タイヤの面圧を下げることができ、それにより転がり抵抗を減らし、トラクションを高め、さらに快適な乗り心地をもたらします。これらの改良点により、Tarmacは真のレースマシンでありながら、乗り心地というレースマシンの欠点を取り去りました。きっと、ロングライドでその快適性を実感することでしょう。

一方で、空力面の改善も、より速く走るためには決して見過ごせません。スペシャライズドが機材供給しているチームの選手は、すべてのバイクに空気抵抗の軽減を求めていました。そのため、Tarmacの特徴とも言えるデザインに一切の悪影響も与えずに、空力性能を高められる課題を探しました。空力性能を高めるため、6ヶ月に及ぶ繰り返しの実験と検証から、新しいフォーク形状、エアロチューブを使ったドロップドシートステーという改良点が見つかりました。

　 Tarmac Compは、キレのよい変速でお馴染みのシマノ・アルテグラ 8000 機械式ドライブトレイン、高性能なDT R460 ホイール、なめらかに転がるTurbo Pro 26c タイヤを採用、今すぐにでもレースに出られる仕様となっています。

• どのフレームサイズでも同じパフォーマンスを発揮できるライダーファースト・エンジニア―ド™ 設計が、Tarmac伝統の上りでの反応性や、高いダウンヒル性能を実現します。FACT 10r フレームは、コストパフォーマンスに非常に優れています。

• DT R460 ホイールは、信頼性が高いシールドカートリッジハブを採用。スポークをフロント20本とリア24本で組まれており、高い耐久性と軽量化を実現。

• 11速のシマノ・アルテグラ 8000の変速性能は、驚くほど信頼性が高く、軽くて正確。