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レジェンドが描く S-Works Tarmac SL8

Build Story

小平奈緒

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2025年10月17日

by Specialized

あなただけの Build Story


世界最高峰での勝利、最先端技術への執着、絶対的なパフォーマンスを突き詰め続ける意思。これらの積み重ねで生まれたS-Worksバイクを日常に置くということは、単に速く走るためではありません。それは、日々の生活に妥協しない美学を持ち込むこと。

その S-Works フレームをキャンバスに、あなただけのベストバイクを描くとしたら。

フレームカラー、そして一つ一つ選び抜かれたパーツたち。そのすべての選択には、あなた自身の物語が込められているはずです。
完成した一台には、あなただけのBuild Storyがそっと息づいています。

小平奈緒の " Build Story "

2022年10月のラストレースまで、スピードスケート界の第一線を駆け抜けてきた、小平奈緒。

世界の頂きを知る彼女が、これからのライフスタイルの相棒として創り上げた、S-Works Tarmac SL8に込めたストーリーとは?

スケートと今


スケートを始めたのは2歳半の冬でした。姉が2人いて、先にスケートをしていたので、自然とその背中を追うようなかたちで始めました。
2006年、大学2年生のときにワールドカップでデビューし、初めて世界の大きな大会に出場しました。それから2022年10月まで、現役選手としてスピードスケートに取り組んできました。

現在は、相澤病院の広報として働きながら、病院の待合室を兼ねたコーヒースタンド「Climbing Coffee」(Instagramへリンク)をオープンしました。 

自転車との出会い

自転車との最初の出会いは小学生の頃。スケートの大会で最優秀選手賞に選ばれた際、プレゼントされたのがマウンテンバイクでした。
それをきっかけに、自転車を使ったトレーニングを始めました。中学校、高校に進むにつれて、ロードバイクでトレーニングをするようになりました。現役時代には、菅平での登坂タイムトライアルに頻繁に取り組んでいました。

S-Works Tarmac SL8 の印象

今回組み上げるS-Works Tarmac SL8は、最上級のフレームだと思います。私の感覚では、Proグレードと比べて少し剛性が高く、良い意味で“逃げ場がない”印象を受けました。

スピードスケートでも、ブレードの上に靴がついていて、それを氷の上でコントロールして力を伝えているんですけど、滑っていると、力がカーボンを通じてブレードに伝わり、しなる現象が起こります。
このしなりが柔らかすぎるとタイミングがずれたりすることがあって、私は割と硬めのブレードを使っていました。その感覚がS-Works Tarmac SL8に似ているな、という感覚を覚えました。

スケートで言えば、スプリンターが愛用するような剛性があります。それでいて軽量なので、長い距離も問題なく走れる、そんなフレームなのかなと感じました。

快適さと美しさを求めた、パーツ選びのストーリー

今回パーツ選びをするにあたって、 Retül Fit(バイクフィッティング)のフィッティングデータを活用して、ハンドル・サドル・ホイールなどを選びました。

まずフレームカラーは、水色に近い色を選びました。山に登るとき、木々の緑に映えるな、とイメージしました。すごくデザインが良く、自然の中だけではなく、都市の中でも映えると思います。

ホイールにはRoval Rapide CLX IIIを選びました。長野は坂や山が多く、ライドとしても登る機会も多いので、軽量でオールラウンドに使えるCLX IIIがぴったりだと感じました。

特に気に入っているのが、Roval Rapide Cockpitです。サイズがフィットしているのはもちろんですが、見た目がシャープでとてもかっこいいな、と思っています。

サドルはS-Works Power EVO with Mirrorにしました。これにより、より快適にペダルを漕げるようになりました。本当に、S-Worksのサドルって良いんですよ。以前は別メーカーのフレームに乗っていましたが、サドルはS-Worksを選んでいました。やはり一番フィットするので。

新しい S-Works Tarmac SL8 でのこれから

現役生活を終えてからは、コーヒースタンドでの仕事も始まり運動できる時間が限られてしまう環境になりました。そんな中でも、自転車ならいつでもどこでも身体を動かしに行けます。
心と体の健康のために、ほぼ毎日乗るようにしています。

今、このS-Works Tarmac SL8で一番走りたい場所は乗鞍なんです。まだ乗り慣れていない部分もありますが、登りたいという気持ちをかき立ててくれるバイクだと感じています。

これからは、自然と一体になるような感覚で、自転車に親しむことができたらいいな、と思っています。

あなたはどんな走りを求め、どんな一台を組み上げますか? 

フレームセット選びからあなたのBuild Storyがはじまります。

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