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SPECIALIZED DAY 2025へ行こう!

SPECIALIZED DAY 2025へ行こう!

サイクリングの総合イベント「SPECIALIZED DAY 2025 」11月22日(土)-23日(日)開催! スペシャライズドと皆さまと共に、ライドや競い合う楽しさはもちろん、その先にある出会いや発見を共有し心に残るひとときを過ごしましょう。現在エントリー受付中です。

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Jack Ultra Cyclist and Aethos 2

ジャック・ウルトラサイクリスト、Aethos 2でエベレスティング世界選手権へ

リンガグロッサを抜ける道は、森を縫うように緩やかに登り、やがてエトナ山の荒々しい溶岩原へと続きます。普段なら息をのむ美しさですが、初開催「エベレスト世界選手権」に挑むライダーたちの目には、その景色は映っていませんでした。午前4時、ヨーロッパで最も活発な火山を7回登る280kmの挑戦が始まりました。


【 エベレスティングの新しい形 】

エベレスティングとは、連続した1回のライドでエベレストの標高と同じ高さを登ること。それは、長らく孤独な挑戦として知られていました。しかし今年9月、100人以上のライダーがシチリアに集まり、挑戦を共有。その中には、ジャック・トンプソン、愛称ジャック・ウルトラサイクリストの姿がありました。彼は年間で100万メートル以上を登るなど、極限のエンデュランス・チャレンジで知られるスペシャライズド・アスリートです。

【 ジャック・ウルトラサイクリスト と Aethos 2 】

ヒマラヤでの壮大なライドからわずか数日後、ジャックは世界最軽量のプロダクションロードバイクSpecialized Aethos 2を試すことに胸を躍らせていました。

極限の長距離に挑むときはRoubaixを頼ることが多かった彼ですが、Aethos 2は軽量なスピードと快適性を理想的に融合し、限界に挑む登りの日に頼れる相棒となりました。

【 エトナでの過酷な試練 】

平均勾配5%のこのレースは、通常のエベレスティングよりも長い距離を要求しました。

ジャックは序盤、カナダのジャック・バークと競り合いながらも、自分のリズムを見つけ、最終的に2位でフィニッシュ。しかし、彼が最も印象に残ったのは競争ではなく、場の空気感でした。

「今までのエベレスティングは個人の挑戦だけど、ここでは仲間意識を感じた。ライダー同士が常に励まし合っていて、本当に特別だった。

【 エベレスティングの新時代 】

イベント創設者アンディ・ヴァン・ベルゲンは、エトナがエベレスティングにおける「コナ」になると見ています。世界で33,000件以上のエベレスティング記録がある中、共有イベントへの需要は明らか。今後の大会では異なる登りを採用し、フル、ハーフ、リレーなど幅広い距離オプションを提供する予定です。

【 シーズンの締めくくり 】

ジャックにとって、このイベントはシーズンを締めくくるに当たって完璧なものでした。

「今まで乗った中で最も軽く、洗練されたロードバイクSpecialized Aethos 2でこの日を走れたこと、エトナで2位を獲得したことは、忘れられない体験だ。」

「Aethos 2は僕にとって完璧だ」とジャックは語ります。

「真のクライミングバイクだね。超軽量で、快適性も抜群。リラックスしたジオメトリーで長時間のライドをサポートし、それでいて俊敏で反応も鋭い。まさに魔法だ。」 

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