新しいS-Works Turbo RapidAir（ラピッドエアー）タイヤをドゥクーニンク・クイックステップと共同で開発し始めた当初、チームはタイヤに対する高い要望を持っていました。それは、オールラウンドに使える、最速・最軽量かつもっとも耐パンク性に優れたタイヤを作ること。当然、チューブラータイヤのようなライドクオリティーも兼ね備えていなければなりませんでした。やっとの思いで完成させたこのタイヤで一度でも走れば、もう他のタイヤは使えなくなるでしょう。スペシャライズドのワールドツアーチームがもうチューブラーを使わないという事実が、このタイヤのすばらしさを物語っています。

新しいS-Works Turbo RapidAirタイヤは、数年間の社内開発とテストを経て生まれました。しなやかなセンターの構造は、路面の細かな段差などの凹凸を滑らかに感じさせ、転がり抵抗を低く抑えます。スペシャライズド独自のGRIPTON®︎コンパウンドは、速さとコーナリンググリップで業界最高の性能を発揮します。ワイドなトレッドデザインと安定性に優れたサイドウォールは、正確なハンドリングを可能にしつつ、コーナーに勢いよく進入できます。最後に、斜めに編み込まれたBlackbelt™️ブレーカーは耐パンク性を備えますが、仮にも穴が空いてしまった場合は、新しいシーラントが穴を瞬時に塞ぐので安心です。

セットアップが大変なのではと思う方もいらっしゃるでしょう。しかしRapidAirタイヤは、どのチューブレスレディーリムでもビードを簡単に上げることができ、その作業にはフロアポンプで十分な場合がほとんどなのです。